木地は本黄楊御蔵島黄楊で金銀香歩に枚ずつ計枚が板目です手彫りで最初から駒師による磨きと面取りがされている作品ですので仙佳の彫駒の作品としては上位になります書体は水無瀬ですが仙佳 ご入金が確認できましたら、できるだけ早く商品をお届けできるよう、直ちに商品を発送させていただきます。お待ちください。
木地は本黄楊(御蔵島黄楊)で金、銀、香、歩に1枚ずつ計4枚が板目です。
手彫りで最初から駒師による磨きと面取りがされている作品ですので仙佳の彫駒の作品としては上位になります。
書体は水無瀬ですが、仙佳は鉄川晃尚堂に納品するときは駒尻に書体名ではなく晃尚と彫っていました。
少し飴色になっています。二代目仙佳作水無瀬は新品に近い色の駒も持っているので並べて比較してみました。(画像11)
染みこんでしまって拭き取れない汚れや細かい指し傷がありますが、それほど気にならないと思います。
凹みがあったので浅く面取りのし直しをしました。全ての凹みを消そうとすると丸くなって好みじゃないのでほどほどにしており、駒によっては浅い凹みが残っています。
画像12は色の濃さにずいぶん差があるように見えますが、飴色になっていて光の反射による輝きが普通の駒とは違うからです。光の当たる角度を変えて比較しました。(画像13、14)
3つ前に出品した山上作錦旗の説明もご覧ください。普通のシャム黄楊は全く反射しません。
左から2番目の成銀は汚れではなく一種の杢です。左から3番目の成桂の右上の部分にも小さな杢があります。(画像15)
残念な点としては右端の香車の車の横棒の漆が少し欠けています。
右下から3番目のと金のとが小さいのも気になりますが、余り歩にすれば問題ありません。
画像16、17は近代将棋1982年9月、10月号の日榮堂の広告です。字母が大きく変更されています。この駒は少なくとも42年以上前の作品と言ってよいでしょう。
広告に越山の方は(さつま本つげ)とあります。最近では御蔵島黄楊と薩摩黄楊はほぼ同格となっていますが、昔は薩摩黄楊は格下扱いでした。御蔵島黄楊の駒は堂々と御蔵島黄楊と表示し、薩摩黄楊は本黄楊としか表示しない場合が多いです。
日榮堂としては本黄楊は御蔵島黄楊が普通という考えで、仙佳の方は表示していないのでしょう。
メルカリでの出品で黄楊と書かれた平箱に入った高級品に見える仙佳作の駒がありますが、黄楊とはシャム黄楊を意味します。機械彫りで磨きも面取りもされておりませんので、この駒とはかなり差があります。
中古ですが撮影で使用した平箱で発送いたします。
撮影で使用した将棋盤、色の比較に使用した駒は含まれません。
値引き交渉はご遠慮ください。
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